2階の店舗の集客が不利だと考えているオーナーさんへ対策や打ち手をご紹介
  1. リピートできる仕組みがない
  2. リピートしたくなる商品やサービスがない
  3. お店やあなたに対しての愛着は1ミリもない

これを改善するための、打ち手として「まずは既存客にコンタクトしてみる」というのを私は強くお勧めします。新規集客に乗り出すことももちろん必要ですが、既存客に戻ってきてもらう方がはるかに対策をした際に成果が出やすいからです。

自分のサービスや商品に自信があり、価値を伝える用意はできているか?

今の時代。モノに困っている人も少ないですし、何でもネットで調べれば出てきたりして便利な世の中になりました。それでも、あなたのご商売が「衣食住」に関わっていたり、お困りごとを解決するサービスなのであれば、あなたが選ばれればお客さんがくることになります。

あなたが選ばれるためには、どこにでもある商品やサービスであっても「あなたが提供することで伝えることができる価値」というものが必ずあるので、それをちゃんと伝えていくことが必要になってきます。今や、美味しいだけの飲食店だって簡単に潰れてしまいます。一方で繁盛しているお店は、右肩上がりでこのコロナ禍でも売り上げを伸ばし続けているんですね。

その違いは、一度購入したお客さんとの関わりを「その場限りにしているかどうか」の差です。

長い年月がかかるものですが、お客さんと信頼関係を構築することに手間暇をかけているか?ですね。

商品やサービスのクオリティが良いのは今や当たり前なので、もし、あなたがその辺に自信がないのであれば、お客さんとの信頼構築をやりながらも、まずはその改善をすることをやってみてください。決して一流じゃなくてはいけないという話ではありません。あなたなりで良いのです。

常にお客さん目線の取り組みができているか?

これは勘違いしないで欲しいのは、常にお客さんのニーズにすべて応えろというわけではありません。

たとえ話をしますが、私の夫はアメリカ人ですが、日本に滞在したときに、アメリカにもあるファミレスのデニーズに入ったことがあります。

その際に、夫がメニューにはないけれど、食材があることはメニューを観ればわかるので、それをお願いしようと思ったところ、ウェイトレスさんにあっさりと「それはメニューにないのでできません」と言われてしまったことがありました。

細かいことは忘れてしまいましたが、目玉焼きの写真があったので、それをゆで卵にしてもらえないか? くらいのことです。

小さいお店であれば、このような対応をせずに、その材料を使った、夫が食べたかったものを出すことができましたよね。そういった親切だと相手が感じる心づかいができるかどうか、がお客さん目線の取り組みだと私は考えます。

だって、売り上げを支えてくれるのはほかでもない「お客さん」だからですね。

まとめ:2階の店舗の集客が不利だと考えているオーナーさんへ対策や打ち手

コロナ禍もあって、2階の店舗に限らず、現実的に、お店をたたむしかなくなったオーナーさんもたくさんいらっしゃると思います。本当に心が痛いです。

中には、せっかく顧客を抱えていたにもかかわらず、そういった状況になってしまっている人がほとんどだと思うんですね。

新規集客ももちろん大切なんですが、すでにお店があるあなたには、既存のお客さんがいらっしゃるはずなんです。

そのお客さんにまずはアプローチしてみることも、打ち手のひとつとして入れて欲しいなと切に願います。集客の専門家に大金を払って対策するのもひとつの方法ですが、実際には、そういったお金のかけ方ではなくて、できることがあるはずなんです。

あなたのお客さんはあなたにしか本当はわかりません。突然やってきたコンサルタントの人が何か魔法でも使ってお客さんを大量に運んできてくれるわけではないのです。一時期、そうしてお客さんを集めることができても、また同じことが起こります。

せっかく一度でもご縁のあったお客さんを可能な限りストックしていくことを推奨します。

顧客に何度もリピートしてもらえる、そんなお店やサービス提供をしたいオーナーさんを応援しています。

孤独なワンオペオーナーさんの憩いの場であり学びの場がこちら。